こんにちはsaiです。「政府は、地球温暖化対策の一環として、ガソリン車の新車販売を2030年代半ばに禁止する方向で最終調整に入った。」との報道が出ました。とうとうやって来ましたか・・。
50年までに二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出を実質ゼロとする政府目標が掲げられているためにいずれは欧州に習って日本も追従してくるとは思っていましたが意外に早い発表でした。環境を考えればやむ得ない選択かとは思いますが個人的には残念です。
これは日本経済にとっても大きな転換期に来ていると思います。車のエンジン(内燃機関)は部品点数にすると2.3万点に及ぶ部品から成り立っています。これだけの部品ですからこれらに関わっている会社の数も多いです。ハイブリットも残るのですぐには内燃機関も無くならないがいずれは無くなるでしょう。そうすればどれだけの失業者が出て来るのか考えたくもありません。
いままで内燃機関に関係して来た会社は将来の方向性も変えていかなくてはなりません。既に180度転換して行った会社もあれば生き残るために新たな電気自動車(EV)に関わる部品へシフトしている企業も多いです。
日本の様に内燃機関→ハイブリット→電気自動車(EV)へとなだらかにシフトして行くのも珍しいが海外ではハイブリットを飛ばして電気自動車(EV)と考えている国は多い。特に中国は内燃機関→電気自動車(EV)と政策を打ち出しています。
理由は内燃機関は日本の技術には既に勝てないと踏み電気自動車(EV)へと舵を切ったのだ。中国ではもうハイブリットはあり得ない。既に電気自動車(EV)が主役になりつつあります。街を走るバイクはほぼ9割は電動バイクではなかろうかと思うほど多い。車もそう遠くない未来は電気移行されます。その分日本は海外からすれば遅れに遅れています。
日本は車の技術があっても販売戦略が下手でいつも遅れをとります。時代は電気自動車(EV)に流れが変わって来ていると言うのにハイブリットでロスしていいのだろうかと思いながら電気自動車(EV)に開発を注ぎこむべきではなかろうかと感じます。
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