こんにちはsaiです。本日ニュースを見て驚いた。ハローワークや自治体などが使用する設備に厚生労働省職業安定局が80億円をかけ整備しました。その中間サーバが本稼働後の調査で費用に見合った使用がされていない事がわかりました。
設置に至るまでの予測の甘さが露呈されています。あまりにも予測がずれ、予定していた仕事をしておらずサーバーの無駄が公になった。なんでいつもお役所仕事はこうなんだろうな・・と思った。だって一般企業ならこれだけ予測がずれたら潰れるよ。いかに事前調査が必要かって事です。予測が甘すぎる。
中間サーバーはマイナンバー制度とハローワークの事業をつなぐ大切な中継点です。しかし設備費に80億円を注込み整備しまた。その維持費は10億円と言われています。
どのような予測が外れたのか・・サーバーの利用を事前予測した結果とんでもないことに・・
最大で月約308万件と下記を予測しそれに見合う容量のサーバーを整備した。その費用80億円(15年度~17年度までの3年間)
・雇用保険に関する照会:120万件、
・自治体への情報提供:108万件、
・日本年金機構への情報提供:33万件
※サーバ性能1時間に最大約8万8千件を処理可能
しかし予測の結果
月平均2580件(最大想定の0・08%)
ピーク時の18年9月でも3551件(同0・12%)
1時間に最大約8万8千件を処理可能としているが実際のピークは600件に満たないことが判明。
(各データは朝日新聞デジタルより)
あまりにもお粗末過ぎます。確かに国は雇用等管理しやすくするためにマイナンバー制度を推奨しています。これなら税逃れが出来ません。今やアルバイトからパート・派遣・契約社員、一般社員全て職に就くのにはマイナンバーの掲示が求められます。私も会社を辞めてから必要になったことを実感しています。実際掲示を求められました。
私の場合は在籍中にマイナンバーの番号が送られて来た段階で興味本位で申請して作っていましたが実際に使うとは思いませんでした。
何故これほどまでにマイナンバー制度が進まないのか。
多くは個人情報の漏えいが懸念されているからだと思います。政府はうまくセキリティが安全である旨を伝えきれていない。だから国民は無用な心配をする。
全て紐づけされているのでコンビニでも住民票等取り出せることが可能で便利と言えば便利です。これを元に仕事をすれば収入は当然ですが副収入も全てお役人に筒抜けとなりしっかり税金の対象になります。だから特に自営業は嫌がります。
それに作成に強制じゃないからです。
(図j-lisより)
LGWANは高度なセキュリティを維持した行政専用のネットワーク(インターネットから切り離された閉域ネットワーク)です。
マイナンバー制度のセキリティはどうなのよ?
私は今のところ問題はないと思っています。だって確かネットワークはLGWANだったような気がする。これは完全に一般環境のネットワークから切り離されていて漏えいが難しいと思います。昔、市町村を結ぶ広域ネットワーク (WAN) に携わったことがあり、光ケーブルで各拠点を専用回線で通信するのだ。LGWANもあれと同等と考えて問題ないでしょう。
一般環境のネットワークに繋がっていない訳だから侵入出来ない。ハード的に回線に入ろうものなら検知されるしそもそも危険だわ。
だけど100%安全とは言えない。内部の人間が関わればデータ持ち出しだって不可能ではない。だから最終的にセキリティは人間の教育しかないと思っています。
今はまだ無駄としか思えない高額費用ですがこれが加入人数も増え使用頻度が高くなれば無駄ではありません。少し早かった気もしますが今後に期待します。
※一部間違った記載があればご了承下さい。
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