救出劇の裏でダイバー死亡

こんにちはsaiです。

気になるニュース。タイ北部チェンライの洞窟にとじ込められていた少年ら13人(少年12人とコーチ(25))の話は既にご存知だと思われます。

懸命の捜索の結果全員が洞窟内で生きていることが判明致しました。ただ入り込んだところは大雨によって閉ざされ閉じ込められていたのです。

 

そして計画的に救助することで17日ぶりに全員救出されました。タイ国民全員が喜んだことでしょう。




しかしこの話にはまだ裏があったのです。あまり報道はなかったようですがタイの洞窟で、少年らの救出活動にあたっていた男性ダイバーが死亡していたのです。

死亡したのは、元海軍特殊部隊の男性ダイバーでサマーン・グナンさん。(38)当時自分の職場を休みボランテアで参加していました。ただの素人ではありません。



 
 

サマーン・グナンさんは空気ボンベを子ども達の元へ運び戻る最中に酸欠で倒れ亡くなったそうです。これだけ高度の技術を持ったダイバーさえ亡くなるのですから如何に難しい救助だったことか。お悔やみ申し上げます。

一度は洞窟内に水が浸入したと聞いた時は逃げ場もなく全員もう駄目だと思いました。でもあきらめなかったからこそ最後には救助出来たのだと改めて思いました。

※7/12追記:死亡理由は酸欠ではなく、極限の疲労による体温低下が原因とみられる

・・分隊長の証言・・
プロ潜水士が、ボンベの空気残量を把握せず、死亡することがあるのだろうか。分隊長は「海では起こり得ないが、洞窟内など複雑な状況ではあり得る」と前置きしながら、サマーンさんの死亡理由は「空気切れではない」と強調した。サマーンさんは少年らの避難場所から最初の約3キロの潜水行程の途中、小休止できる狭い場所に上がって意識を失ったという。疲労と潜水時の冷たい水による体温低下が極限に達したことが原因とみられる。(産経新聞より)

 



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