中国VPN規制で情報錯綜か

VPN(ヴァーチャル・プライベート・ネットワーク)とは仮想プライベートネットワークのことでインターネットのオープンなインフラを使って拠点間をセキュアに接続すること。安く構築可能で一般的に使用されます。




例えば大金持ちの企業さんがセキリティ強化のため、一般環境のインターネットに接続せず、我が社だけの専用線を引けば最強です。これならネットワーク浸入のリスクは大幅に減少可能です。だけど毎月500万、600万とコストがかかります。こんな会社ただの大バカ者です。

そこで考え出されたのがVPNと言うことになります。




簡単に言えばオープンなインターネット環境の中で会社間が接続している状態だと簡単に接続され覗かれてしまいます。そこで本社と支店間の接続を覗かれないように秘密にしたい場合、VPNと言う「覗きは出来ないよ」って方法で接続します。これがVANです。オープンなインターネットを専用線を使ったような環境を実現出来るのです。説明になってるかな(笑)

コストも大幅に安いです。(数千円~数十万円)

VPN説明の話が長くなってしまいましたが、このVPNが中国で規制されるのです。中国政府当局によるインターネット検閲システム(グレートファイアウォール:都合の悪いものをブロックするシステム)があります。VPNがあればこのシステムが利かないのです。

例えばオープンなインターネット環境にて中国のホテルから「天安門事件」など検索してると政府の人間が飛んできて即拘束されます。常時検閲してますので筒抜けです。それだけオープンなインターネットは穴だらけってことです。

そもそも何故規制が出来たのかといえば自由に発信していたSNSが問題視されています。Facebook、Twitterなど発信するのにVPNは一般的とされていましたがここに来て政府が「このまま自由に発言させてはいかん」となり発言内容を監視することになった。ここで邪魔なのがVPNです。監視したくても出来ないためにそれじゃVPNを使えなくしちゃえってことになったわけです。(2017年1月から規制し2018年3月までに実施)これで政府は自由にブロック出来る訳です。




完全に禁止かは定かではありませんがFacebook、Twitter、Google・・etc、130以上が接続制限が発生し情報錯綜しています。今後どうなってしまうのでしょうか。気になるところです。

 


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