(Data:DeNAより)
こんにちはsaiです。
皆さんは物欲ってありますか
突然こんな聞き方もないかも知れませんが今の若者に聞きたいことです。
物欲とは「金銭や品物に対する欲望」とネットで調べると出てくる。今の若者は昔の若者とは根本的に違う。まったく物欲先が違う。時代の流れで当たり前のことではあるが少しつぶやいてみます。
グラフはDeNAが発表したものですが車離れがダントツです。車といえば若者の注目の的です。特に車関係の雑誌は欠かせませんでした。車だって18歳から免許が取れるし早い人は既に乗っています。仕事をして給料をもらえるようになれば何が何でも車だけは欲しくてお金が貯まるまでなんて待てません。ローンを組んで買ったものです。返済が大変ですけどね(笑)
みんなそんなことはお構いなく車に関してはそんな人が多かったのではないでしょうか。車を持つことが一種の大人になった証でもありステータスみたいなものです。とにかく欲しいものは働いて買ったものです。ローンを組むことで当然返済しなくてはなりません。そのため欲しいものを手に入れるため頑張れたのです。
所詮車は消耗品です。新しいものが出ればまた欲しくなる。また繰り返す。バカみたいだがこんな物欲の塊人間が多かった。
しかし今の若者は一種の賢さがある。無駄なお金を使わない。堅実過ぎる一面を持っている。逆に言えばつまらないとも言える。何故このようになったかは、若者の「収入の減」が一番の理由だ。正規社員になれず派遣やアルバイトといった形が多いからだ。当然親と一緒に暮らさなければ働いた金など残らない。家賃や光熱費・食費に飛んで行く。車など持てる筈もない。
車の維持費だってバカにならない。春に来る税金だって5万近く払い。車検が来れば16,7万払い。任意保険にも入らなくてはならない。ただでは走れないガソリンが必要だ。今や高くなり止まる事無く上がり続けている。まったく金食い虫だ。こんな状態だから収入の少ない若者は車から離れて行ってしまうことは当たり前かもしれない。
都会なら車が無くても困らない。電車を使えば済んでしまう。若者は賢い選択をしてしまうのだ。
ではいつから若者の収入が少なくなったのか
それは若者は正規社員を求めている。社員なら全ての雇用条件はいい。収入も多い。安定している。これを望まない人などいない。でもなれない。何故?
派遣解禁したからだ。以前は一部の特殊な職種のみ派遣はあったが今は製造業への派遣解禁だ。製造業の部類と言ったらほぼ全域だ。これは会社側にとって好条件です。忙しい時だけ雇い。暇になれば簡単に人を切れる。社員ならそうは行かない。だから会社側は派遣を選ぶのです。
派遣解禁(製造業への派遣解禁)を行ったのが元小泉首相だ。まったくナンセンスなことで多くの人間が苦しんできている。特に若者の収入が少ないのは社員になれず派遣しか無いからなのです。以前のように派遣解禁をしなければ会社側は社員としてしか雇えないのです。
数々の不具合があり過ぎでまったく良いことなど無い。戻して欲しい。若者の未来がこれじゃ無いと同時に日本の未来も無いと同じだ。
本当は若者は物欲はあっても物を買えない現実がある。派遣自体を止め若者に社員と言う地位を与え収入を増やして欲しい。そうすることでお金をもっと使ってもらい経済を廻して欲しい。
派遣制度なんて止めちまえ!
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