こんにちはsaiです。
NHKで「家計がピンチ!失敗からどう学ぶ?」ということで特集をやっていました。
今、住宅ローンの返済が危ないと警告している。ローンを組んだ方が10年20年が経って、今の時期になり、返せなくなって来ている方が多いそうです。理由はそれぞれあるようだが少し理由を見てみよう。
・残業を見越してのローンは危ない。
ローンを組む前の生活では残業が多く、残業込みで給料を貰っていた。その為ローンも多少残業を見越して組んでしまった。返済期間は数十年と長くその間毎年残業が続くとは限らない。ここ近年働き方改革で残業を減らす方向へと進んでいる。その為収入が少なくなることは明らかです。初めから残業を充てにしてのローンは組むべきではない。
・転職して新規一転を図る。
会社の給料が少ない。人事で転勤したが転勤先がなじめない。転勤したが故、仕事が合わない。等理由は人それぞれですが、基本的な事を言えば、転職すれば今までの給料はあてに出来ない。が結論です。うまく行って、転職で給料が増えるのは40代まで、いや30代までかな。50代では減る一方です。会社側は若い子が欲しいのは当たり前、わざわざ歳が行った人を雇い高い給料を払いますか。ローンが残っているなら転職は控えるべきです。・・が一般的回答です。しかし、私は転職に関してはその方がその会社に居てストレスの溜まる状況下なら別と考えます。健康があってなんぼです。収入減を覚悟で転職するべきと考えます。例えば、ストレスを我慢し合わない仕事や長時間労働を強いやれ最後には自殺なんてことが多い中、それなら転職して仮に給料減になり、ローン返済出来なくなっても自殺よりましでしょう。
・老後のために不動産投資
多くの方は、老後のために不動産投資をと考えている方が多い事でしょう。しかし現実はうまく行くのは数少ないですが確かに成功者もいます。間違った投資が多い事から失敗も多いです。投資会社から家賃収入を返済に充てれると言われるがそう単純ではない。場所によっては空き部屋が出る。その分収入が減るからローン返済が滞ることになります。それらのリスクを十分考えて投資に望まなくてはなりません。投資会社が言ったからでは駄目です。
・家賃分をローン返済に充てる。
家を建てる場合、家賃を払っていた金額分をローン返済金額に充てるのは間違い。アパートなどは家賃以外に払うお金がほぼありません。しかしマンションなら管理費、1戸建てなら固定資産が家賃以外にかかってきます。一軒家は固定資産等かかる。マンションは管理費がかかる。思っていた以上に家賃以外にかかるのです。
無理なローンはいずれ苦しくなるのが関の山。ローンを組む場合に注意すること。どのようなローンが良いのか長期の視点が必要。子どもがいれば、小・中・高校入学時にお金がかかる時期があり、大学などもそうです。一定の時期が来れば必要金額が発生して来ます。親の手が離れるまで続きます。それらをシュミレーションして余裕のあるローン設定が必要です。
ローンが出来ても貯蓄が出来るかが目安です。ローン設定時安易にぎりぎりに設定しているのが実情の様です。家を建てるのは夢があります。でも夢を見過ぎるのもいけません。
無理が重なれば10数年ならなんとかなるでしょうが、30数年間のローンは今の時代難しいと思います。会社なんていつどう変わるか分かりません。安定など望めないのです。それを踏まえて、最悪を考えて余裕過ぎるローンでなければいけません。いずれ息切れして倒れてしまいます。今はそんな時代です。
また、中には定年後までローン期間を設定している方がいるがどれだけ危険な行為か。収入がなくなっても払い続けなくてはなりません。年金で払っていける金額なのでしょうか。あまりにも大きなリスクです。最低限定年前に終わる設定が必要です。
長い住宅ローンは将来どう転ぶか分かりません。リスクは最小限に抑えましょう。
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